メンバー紹介

伊美 昭典
ebook事業企画部長


昔からマンガが好きだったこともあり、BtoCの電子書籍に興味を持ち、広告代理店より転職後、現職へ。

吉田 裕美 
ebook事業企画部


BtoCの業界で広告・宣伝に携わりたく、元々同じ会社の同僚であった伊美に誘われて入社、現職へ。

社内初となるTVCM制作への挑戦。「♪めちゃコミック~♪」という軽快なメロディと、愛らしいめちゃ犬が作り出す世界感で『BRAND OF THE YEAR 2014/2015』(主催:CM総合研究所)「消費者を動かしたCM展開」を2年連続受賞。そんな快挙を成し遂げたCM制作担当の二人が、めちゃ犬誕生の秘話を語ります。

「めちゃコミック」の存在を 世の中の人に知ってもらうには

吉田:CMを作ることが決定し、最初は本当にゼロからのスタートでした。当時はめちゃコミックを誰も知らなかったので、とにかく知ってもらう、とにかくインパクトを残そう、というコンセプトでした。

 

伊美:いちばん最初に、歌を使おうっていうことが決まったよね。

 

吉田:とにかくCMを見る人の耳に残したいと。

 

伊美:「めちゃコミック」という名前をまずは「音」でアピールする!携帯サービスなので、携帯や利用シーンは出す!そして、見た目にもインパクトを残す!まずは三つの骨子が決まりました。

吉田:でもその後が全然進まなかったですね。この打ち合わせは何時間続くんだろう…と思ったことも何度かありました。CMのビジュアルは制作段階においては正解がないので、動物に関しても、猫好きな人は猫が良いって言うし、犬種に関しても、飼っている犬がプードルだからプードルがいいだとか(笑)そんな意見がありました。

 

伊美:全員が同じ意見ではないので、好き嫌いの軸が入るとなかなか決まらないよね。

 

吉田:そうですね。ですので、感情論で話さないように気をつけました。CMのターゲットが20代から30代の女性ですので、その層が何を見て楽しいと思うか、根拠を明確にして話すことを大切にしましたね。そして最終的に、携帯を手に持ちコミカルに動く「めちゃ犬」が誕生しました。


実はみんなの中にあった
CMを作りたいという思いを実現

伊美:当社は、実は昔からTVCMをやりたい、という構想があったんだよね。

 

吉田:そうですね、今回すぐに湧き出た話ではないんです。以前から飲み会の席でも何気なくCMというワードが出てきたり。みんながいつかはやりたいと思っていたと思います。

 

伊美:でもなかなか実現には至らず、まさに今回がそのタイミングでしたね。

 

吉田:曖昧な状態だとそこでまた実現に至らなくなるので、きちんと理由を明確にした「今やるべき」趣旨をまとめた資料を用意しました。ターゲットをもっと広げる必要があるという意識は全員が共通してもっていたので、今こそユーザ層を拡大するフェーズであることはきちんと伝えました。

 

伊美:そういった議論を繰り返し、話し合って決めていったので、私たちが提案したというよりは、個々から自然発生的に出たものをまとめた感じに近いですね。

目指すところは高く!
利用者に愛されるめちゃコミックへ

吉田:おかげさまでCM好感度はすごく良い評価をいただき、あわせて認知度も上がり周りの友達や家族にもサービスを知っている人が増えたのは素直に嬉しいです。ただ、CMは作って流すだけが目的ではなく、次はどうするか、今後の展開は、など、放送してからの方が大変だと感じています。

 

伊美:そうですね。今はまさにその次のフェーズを考えている段階です。認知度が上がった分、次はどういう仕掛けをしていくかを考えるのが、楽しみでもあり、また、苦しみでもあり…。

吉田:CMを流せばその分サイトに来てくれる人も増える。実際に検索からの流入は増えましたし、月間利用者数も伸びています。でも、まだまだ!という気持ちは強いです。もっと多くの人達に、もっとめちゃコミックを使っていただきたいですね。

 

伊美:実際に、電子書籍サービスを使ったことのない人ってまだまだ多いですからね。その層は今後狙っていきたいです。ネットサービスを運営している以上、電子書籍No.1を目指したいと思いますね。

 

吉田:そうですね。あとは、めちゃコミックがもっと世の中の人たちの会話に出てくるようになって欲しいです。

※所属部署およびインタビュー内容は取材当時のものです。