高校・大学時代は海外の学校に通っていたのですが、就職は日本でしようと思っていました。せっかく日本に帰ってくるなら日本の企業の価値を高められるような仕事がしたいと思い、あえて日系企業を探していた中でインフォコムに出会いました。
インフォコムは、やりたいと思った仕事に早い段階で挑戦できるスピード感のあるところに惹かれました。例えば海外にサービスを提供するような仕事は経験を多く積まないとなかなか携われないと思うのですが、インフォコムはそのあたりの柔軟性がありそうだと感じたことも入社を決めた理由の一つです。
東南アジア向けにヘルスケア事業の新規創出を行っています。この事業は、すべてが手探りの状態から始まりました。まずはインフォコムが持っているプロダクトを集めて、現地の病院や電子カルテベンダー、ヘルスケアITのスタートアップ企業などにヒアリングをしながらどのようなサービスにニーズがあるかを調べていきました。およそ半年かけて現地調査をする中で手ごたえを感じたのが、現在アジアヘルスケアチームの主力になっている薬剤情報システムと医用画像のシステムです。
私はチームのマネージャーとしてメンバーの管理も行っていますが、事業開発のプレイヤーとしても動いています。事業のアイディアを大きくしていくために、例えば新規事業のパートナーを探したり、プロダクトに落とし込んでいくための戦略を練ったりした上で、メンバーに仕事を割り振っています。必要に応じて外部パートナーとの交渉を行うこともあります。まずは私が道筋を作りメンバーがそれを広げていくことで、徐々にチームを大きくしていきたいと思っています。
以前の部署でアメリカに駐在していた時に感じた「相手があってこそ、ビジネスを創造できる」という気づきは、今の自分に活きていると思います。
当時はシリコンバレーでITトレンドの情報収集をして日本にフィードバックしたり、現地のベンチャー企業との事業企画を立案したり、といった形で新規事業の推進をしていました。
現地の企業との交渉の場において、ギブ&テイクの関係でないと向こうも振り向いてくれないんですよね。インフォコムと協業することで相手側にもベネフィットがあるということを示せないと、何も生まれません。だからこそ、インフォコムの持つ魅力やメリットをいかに伝えてWin-Winの関係に導けるかを意識していました。
こうしたアメリカでの経験が、今アジアでの出資や提携が成功できている理由の一つかもしれません。
私の部署ならではの魅力は、国をまたいでメンバーが一緒に事業を進めているユニークさだと思っています。インドネシアにある子会社のチームが少しずつ大きくなってきているため、国内外のチーム間での連携を強めて薬剤のシステムや医用画像システムの展開を一緒に進めています。例えば日本とインドネシアの薬剤師のメンバーが交流する中で、お互いに学び合っているような環境もあります。こうやって国を越えてメンバーが一体となって働いているのはこの組織の面白いところだと思いますし、多様性を感じますね。
今の東南アジアでの事業を、インフォコムのヘルスケア事業の柱にすることを目指しています。体制をもっと大きくしながら勝ち筋を早く見つけて、実績を積んでいきたいですね。そのために、各メンバーがより高い意識を持って能動的に動けるような組織にしたいと思っています。またグローバルな組織として、もともと海外との接点がなかったメンバーも徐々にグローバルに順応して、国内外を問わず一緒に動くことが当たり前になるチームにしていきたいです。
9:15 |
業務開始 |
在宅で業務開始。 まずはメールチェックをします。 |
10:00 |
外部パートナー との定例会 |
海外のパートナー企業との打ち合わせをします。 |
11:00 |
薬剤師チームの進捗確認 |
薬剤システムを担当している薬剤師の方々の進捗状況を確認します。 |
12:00 |
本社に移動・昼食 |
午後から出社する日もあります。 移動途中で昼食を取ります。 |
14:00 |
インドネシア現地チーム との打ち合わせ |
現地メンバーの進捗確認などを行います。 |
15:00 |
開発チームの進捗確認 |
チームの状況を確認して必要に応じて指示を出します。 |
16:00 |
プロジェクトの レビュー |
稼働中のプロジェクトについて、本部長などに状況報告をして意見をもらいます。 |
17:00 |
資料作成 |
打ち合わせの間で企画の提案や次のレビューに向けた資料を作成します。 |
18:30 |
業務終了 |
※所属部署およびインタビュー内容は取材当時のものです。