どんな職種や仕事でも、やってみれば面白いだろうと思っていたので、業界や職種は絞らず就職活動をしていました。ただ、会社の雰囲気は重要で、職種や部署で変わらないだろうと考えていたため、雰囲気が合いそうな会社を見ていました。当時いろいろな会社を見て回っていましたが、インフォコムは風通しが良くやりたいことを気軽に出来そうだなと思い入社を決めました。
入社後の配属も会社の雰囲気が気に入っているのでどこの部署でも良いと伝えましたね。結果的に色々な業務経験を積みながら、現在まで楽しくやってきたので、この判断はあっていました。

危機管理サービスにおいて、横断的なUXを軸としたサービスデザイン、開発のプロダクトオーナーを担当しています。マーケティング、営業、サポート、開発や運用などチームがありますが、私はお客様のUXを軸にサービスをデザインし、チームを横断的にマネジメントする立場です。
イメージしやすいところでは、サービス全体の目指すUXに向けた課題・改善進捗の管理をしています。例えば新機能をリリースする場合、営業でキャンペーンを打ち出す場合の提案内容は適切か、サポートデスクでの問合せ対応はどうすべきか、営業キャンペーンによる利用者の増加を見越してシステム運用に設備の増強を依頼すべきか、等全体をマネジメントすることで、お客様が快適にサービスをご利用いただけるよう、俯瞰的に見る仕事をしています。

最近の仕事であげるなら、エマージェンシーコールのライトプランの立ち上げです。ライトプランの名前の通り、簡単に早く始められる、という価値をご提供するため、サービスの機能を検討するだけではなく、私たち社員の業務フローを見直しして可能な限り自動化し、サービスを早く提供できるような仕組み作りをしました。
私たちのサービスを選んでいただくために、お客様にどのような価値を提供すべきか考え、構想からリリースまで担当したので、達成感がありましたね。

インフォコムに入って15年以上経ちますが、入社した頃から変わらず感じていることは「手を上げればやりたいことができる」会社だと思います。現状を変えたい、こうしたほうがいいじゃないか、といった意見に対して、肯定的にとらえ、応援してもらえる環境です。
私自身の仕事も、10年前と今で全然違いますし、今と10年後で同じことをしている想像がつかないですね。変わることが求められていますし、新しいことをどんどん進めていくことが好きな人には楽しい部署だと思います。

UXを軸としたサービスのマネジメントはまだ手探りな部分が多いですが、開発のプロダクトオーナーとして、サービスデザイナーとして、インフォコムの危機管理サービスをより一層、災害や危機の際にお客様の力になれるサービスにしていきたいです。
お客様のリアルな声を聞くために、月一度は自分で機能説明セミナーの講師をし、フィードバックをいただいています。お客様の事をよく知るという姿勢は持ち続けていたいですね。

※所属部署およびインタビュー内容は取材当時のものです。