インフォコム株式会社(東京都渋谷区、代表取締役社長:竹原 教博) は、中期経営計画(2017年4月から2020年3月)の基本方針において電子コミックとヘルスケアを重点事業として定め、成長の追求に取り組んでいます。

 ヘルスケアでは、国内の病院、製薬企業、介護事業者等へのITサービスの展開に加え、海外における事業の展開について検討を継続していました。加えて、当社は2017年にインドネシアに現地法人を設立し、現地のスタートアップを中心に投資を行うなどアジア新興国での事業展開の可能性を探索していました。

 このような背景から、当社はアジアにおけるヘルスケア事業の展開を視野に、シンガポール拠点のベンチャーキャピタルHealthXCapitalが組成する第1号ファンドへの投資に関する契約を締結しました。

 

 アジアの新興国では経済発展が進む中、人口の増加やライフスタイルの変化とともに糖尿病や高血圧などの生活習慣病が増加し、医療制度の拡充や健康に対する意識向上が課題となっています。このような環境においてASEAN10カ国の医療費は近年増大し、ヘルスケア領域へのIT活用や医療水準の向上を実現するためのテクノロジーに対するニーズも高まっています。

 HealthXCapitalは、医療に関する専門的な知見を持ち、アジア新興国のヘルスケア分野に特化した世界でも数少ないベンチャーキャピタルです。当社は同ファンドへの出資を通して具体的な事業展開の企画・検討を推進します。

HealthXCapitalについて

インドを含む東南アジア新興国のアーリーステージ・ヘルスケア企業への投資に特化したベンチャーキャピタルです。

 

会社名:HealthXCapital, L.P.

設立:2018年1月

ファンド総額:最大25百万ドル(約25億円)

所在地:Blk 79 Ayer Rajah Crescent #04-09 Singapore 13995

投資領域:ヘルスケアIT、診断機器、治療機器、AI/機械学習など

以上

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