インフォコム株式会社(東京都渋谷区、代表取締役社長:竹原 教博)は、企業の従業員向けストレスチェックのアウトソーシングサービスなどを行うメディカル・ビー・コネクト株式会社(名古屋市、代表取締役社長:瀬尾大、以下MBC)と同社メンタルヘルス対策事業を当社事業に統合することで合意し、5月30日、契約を締結しました。今後はMBC社との協業により、企業向け各種健康支援サービス及び産業保健支援サービスに本格的に参入してまいります。

1. 背景

 企業の「働き方改革」が進む中、従業員の健康の維持・増進と生産性向上のための取り組みとして「健康経営」に投資する企業が増加しています。2015年の労働安全衛生法改正では労働者が50人以上の事業所に対しストレスチェックを実施することが義務化され、当社は2016年よりストレスチェックサービス「WeCare」を開始しています。実施事業所は今後も拡大するとみられ、ストレスチェックを含めたメンタルヘルス市場は2020年に217億円規模に拡大すると予想されていますsub{※1}

2. 事業統合及び協業の目的

 MBC社はストレスチェックに加え、法令に準拠したその後の医師面接指導をワンストップで行うサービスを提供し、業界で唯一ストレスチェックの完全外部委託を実現しています。また、職場環境改善支援やメンタル不調者の社会復帰支援など、メンタルヘルス対策に関するサービスを幅広く提供し、後発企業でありながら近年顧客数・ID数を急速に伸ばしています(2017年度実績350社・30万ID超)。
 一方、当社は医療・介護分野での新事業創出の一環として「介護丸ごと IT!」のコンセプトのもと各種サービスの提供を開始するなど、ヘルスケア分野のIT化を推進しています。今回の協業により、当社が持つシステムや技術とMBC社のメンタルヘルス対策関連サービスを組み合わせ、ストレスチェックを起点とした総合健康支援サービスに本格的に参入してまいります。

3. 今後の展開

 当社は中期経営計画(2017年4月から 2020年3月)において、ヘルスケアを重点事業の一つと定め、同事業の 2019年度売上高140億円規模への成長を目指しています。また、今回の事業統合とそれに伴う協業は同計画で掲げる「共創」の一環と位置付けています。今後も、これまで培った技術を活かすとともに関係先と共創し、価値あるサービスを提供していきます。

 

※1株式会社シード・プランニング「EAP・メンタルヘルス市場動向調査」http://www.seedplanning.co.jp/press/2016/2016122701.html
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