GRANDIT株式会社

 GRANDIT株式会社(本社 東京都渋谷区 代表取締役社長 石川 研一/以下、GRANDIT社)は、株式会社エル・ティー・エス(本社 東京都新宿区 代表取締役社長 樺島 弘明/以下、LTS社)と、RPAsup{注1}パートナーの契約を締結し、「RPA Solution for GRANDIT」の販売、導入支援に向けた協業を開始したことを発表します。

 

 RPA(Robotic Process Automation)は、労働人口の減少や働き方改革への具体的な手段として注目を集め、先進的な大企業に続いて、多くの企業でPoC(概念実証)から本格的な導入へとフェーズが進みつつあります。
 一方で本格的なRPA導入にあたっては、ロボットには確実性の高いセキュリティ対策を講じることが必要とされ、個人情報の取り扱い、ガバナンスルールの策定や複数の部門に跨る業務への対応、開発の内製化をはじめとした社内体制構築など、様々な環境整備が求められています。
 今回、LTS社が保有するERP、RPA導入支援の実績で培った豊富な知見をRPA導入企業に提供します。
 様々な業態のお客様へのITシステム・ツール導入支援・BPO活用支援の実績で培った、業種・業態に応じた業務改善手法をもとに、RPAを含めたテクノロジー活用戦略の策定から業務の再設計・RPA導入ガイドラインの作成、現場業務に自動化の仕組みを落とし込む実行フェーズまでを支援します。

 

LTS社が提供するサービスは以下のとおりです。

  1. RPA 導入ロードマップの策定
    ✓ 自律的・主体的なRPA導入を実現する推進手法を策定します。
  2. 業務アセスメントによるRPA化対象の業務選定
    ✓ 業務量・発生頻度・利用ツール・工数・現状課題などの情報からRPA化業務を選定します。
  3. RPAを前提とした業務可視化・再設計
    ✓ RPA化業務の情報の流れ・データの性質を識別し、業務を可視化。RPAを前提に再設計します。
  4. 使いやすいロボットの設計・開発
    ✓ 業務変更に柔軟に対応できる、拡張性・保守性の高いロボットの設計・開発を支援します。
  5. ガバナンス、運用ルールの設計
    ✓ RPAツールの特性・リスクを考慮したガイドライン、ロボット管理・開発ルールを設計します。
  6. ロボットの継続的な改善・拡大・見直し
    ✓ 業務変化に合わせた柔軟なロボットの改善により、継続的な効率化を実現します。

 

 本提携に合わせて、「PoC支援サービス」を実施。PoC用 評価ライセンスを無償にてご提供します。

 

 GRANDIT社は、今後も進化系ERP「GRANDIT」や「RPA Solution for GRANDIT」といった、最新テクノロジーとコンソーシアム企業の叡智から生まれた製品・サービスの提供を通じて、お客様のビジネスの可能性を拡げ、企業価値を最大化し、満足して頂くことで、さらなる成長をめざす企業を支援いたします。

RPA Solution for GRANDITの特長

  • フロント業務からミッションクリティカルな基幹業務まで、安定して自動化できる高い信頼性を持つRPA
  • 全てをロボットが実行する"全自動"、適時人間の判断を組込める"半自動"ロボットで幅広い業務に対応
  • 既存の社内システムやパッケージに手を加えずにRPAで複数の業務を統合できる次世代システム開発基盤
  • ERPとRPAを有効に活用することで費用対効果の関係で従来システム化が難しかった業務の自動化が可能
  • PoC(概念実証)支援やRPA本格導入に向けたコンサルティングサービスをご提供

RPAパートナー制度

RPAソリューションをお客様に円滑にご提供するために、ライセンスの販売、RPA導入・コンサルティング、RPAと連携するISV製品を持つ新たなパートナー制度です。RPAパートナーはGRANDITパートナーと共同でERPとRPAによる更なる業務の自動化をご支援いたします。
尚、RPAパートナーは順次拡充を行う予定です。

 

【RPAパートナーの種類】

  • RPAライセンス販売
:RPA製品の提案・販売を行う
  • SI、コンサルティング
:RPA導入SI、導入コンサルティングを行う
  • 連携製品、サービス
:GRANDIT RPAオプションと連携可能なISV製品の販売を行う

以上

進化系ERP「GRANDIT」について

「GRANDIT」は、コンソーシアム方式により業界を代表するIT企業が集まって知恵とノウハウを集大成した進化系ERPです。経理、債権、債務、販売、調達・在庫、製造、人事、給与、資産管理、経費といった基幹業務に加え、BIsup{注2}(ビジネスインテリジェンス)、EC、ワークフロー等を標準搭載し、多言語、多通貨、マルチカンパニー機能などの全ての機能を統合。マルチブラウザやクラウド、RPAといった最新インフラをサポートすることにより、ビジネス環境の変化に対応し、ビジネスの可能性を拡げることで、日本企業の成長を支えます。

GRANDITコンソーシアムについて

GRANDITコンソーシアムは、顧客視点に立ち、日本企業に最も適し、最新技術基盤を採用したERPパッケージソフトを開発するために2003年10月に設立されました。製品完成後も製品とサービスの絶え間ない成長をめざし、定期的な活動を続けております。
プライムパートナーsup{注3}は、インフォコム、AJS、NECネクサソリューションズ、NTTコムウェア、オージス総研、システムインテグレータ、シナプスイノベーション、DACS、東洋紡システムクリエート、日商エレクトロニクス、日鉄日立システムエンジニアリング、パナソニック インフォメーションシステムズ、ベニックソリューション(以上50音順)の13社で構成され、ビジネスパートナーsup{注4}を加えて58社(2018年8月現在)となっております。

 

プライムパートナー一覧:https://www.grandit.jp/partner/prime.html
ビジネスパートナー一覧:https://www.grandit.jp/partner/business.html

GRANDIT株式会社について

GRANDIT株式会社は、GRANDITコンソーシアムの運営を行い、コンソーシアム各社に蓄積されたノウハウやお客様の声を「GRANDIT」の製品開発に反映しています。また、「GRANDIT」のパッケージ著作権、パッケージ産業財産権を持ち、プロダクト維持管理、保守及び導入支援を行っております。

<会社概要>

  • 商号
:GRANDIT株式会社
  • 住所
:東京都渋谷区神宮前2-34-17 住友不動産原宿ビル
  • URL
https://www.grandit.jp/

 

注釈について

注1

RPA(アールピーエー)Robotic Process Automation(ロボティックプロセスオートメーション)の略
画面上のアプリケーション、システム画面を識別し、人間と同じように操作を行うことができるようなソフトウェア(ソフトウェアロボット)のこと。

注2

BI(ビーアイ)Business Intelligence(ビジネスインテリジェンス)の略
企業の蓄積されたデータを活用し、経営に寄与する意思決定の支援を行う、データの収集・分類・分析・アクセス方法などを提供するソフトウェアのこと。

注3

プライムパートナー
GRANDITコンソーシアムメンバー企業。
注4 ビジネスパートナー
コンソーシアムメンバーと協力して「GRANDIT」の販売とインテグレーションを担当するパートナーのこと。

 

【本ニュースリリースに関する報道関係各位からのお問い合わせ先】

■GRANDIT株式会社

マーケティング室
TEL:03-6866-3910 FAX:03-6866-3920
E-mail:grandit@grandit.jp

 

※GRANDITは、GRANDIT株式会社の登録商標です。
※その他、記載している会社名・商品名は各社の商標または登録商標です。