インフォコム株式会社(東京都渋谷区 以下 インフォコム)が主催するITイノベーションプログラム「デジタルヘルスコネクト~{(注1)}」は、社団法人ITヘルスケア学会~{(注2)}後援によるヘルスソフトウェア~{(注3)}のアクセラレータープログラムを開始します。

このプログラムは、医師が現実に抱える「現場の課題」(=ニーズが明確なテーマ)に対して、その解決策を医師と一緒に考え、現場で試行を重ね製品化していくものです。
「現場の課題」は、ITヘルスケア学会の医師の協力を得てデジタルヘルスコネクトが選定し7月に発表します。応募者の中から書類審査を経て選抜されたチームは、その後の開発・テストと共に、許認可の取得など製品リリースに至るすべての過程のサポートを受け、最終的にヘルスソフトウェアによるビジネスの実現を目指します。
ニーズが明確なテーマを狙うことにより、ソフトウェアの適用場所/方法を具体的に想定した上で開発でき、事業化に向けたスピード、効率をこれまでに比べ圧倒的に高めることができます。

 

インフォコム/デジタルヘルスコネクトは、このプログラムを通じて、疾患予防・治療に係るソフトウェアで業界動向を先導することで、市場ニーズの追求を基にした新ヘルスケアビジネスの創出を図っていきます。

 

本趣旨に基づき、以下の要領でアクセラレータープログラムを実施します。

 

対象領域 疾病予防、治療に関わる革新的なソフトウェア。特に主催者が提示する医師を中心とした医療従事者からの課題に対する解決策
参加対象者 ヘルスケアの課題に関心があり、起業、事業意欲旺盛なソフトウェアの開発知識を有する法人・個人。法人の規模に特に制限を設けない。但し、既にリリース済の製品は対象外。
スケジュール 6月 医療従事者から課題を募集
7中旬 「現場の課題」発表、参加者募集開始
7月下旬 キックオフ・ミーティング
~8月末 課題に対する製品プランの募集とその選抜
9月 第1次ワークショップ
10月 第2次ワークショップ
11月中旬 Demo Day(成果物発表と最終審査)
12月~ 事業化フェーズ
応募方法 6月中にデジタルヘルスコネクトのWebサイト(http://www.dhconnect.jp)にて発表。

【用語解説】

注1 デジタルヘルスコネクト
2014年12月よりスタートした日本初のヘルスケア分野の新規事業創出プログラム。医療業界とIT業界の交流を通じて、医療現場が直面する課題に対する議論を活性化させ、そこから生まれるアイデアの事業化をめざし、ネットワーキングセミナーやビジネスプランコンテストを主催しています。

 

注2 ITヘルスケア学会
1994年に「日本コンピュータサイエンス学会」として設立された一般社団法人。会員の80%以上が医療・福祉・介護関係者から成り2006年に「ITヘルスケア学会」と改称した。学会の活動は以下の2つ

  1. ヘルスケアを実践する人びと、関連する様々な業種の企業・個人が、ヘルスケアという共通の課題について研究成果を発表し、議論し、その中から新たなる方向性を見いだす場を提供する。
  2. ヘルスケアに関する情報、最新の知見を提供し、ヘルスケアにかかわる企業や個人が協力・協同することを通じて、相乗効果を発生させることのできるような機会を提供する。
     

注3 ヘルスソフトウェア
ヘルスソフトウェアとは、個人の健康管理・維持・向上目的または、医療の提供に使用されることを意図したソフトウェア(一般社団法人ヘルスソフトウェア推進協議会の説明文書より)

以上

<プログラムに関するお問い合わせ先>

インフォコム株式会社
ヘルスケアITイノベーションプログラム
デジタルヘルスコネクト事務局
東京都渋谷区神宮前2-34-17

Tel:03-6866-3372
E-mail:inquiry@dhconnect.jp
URL:http://www.dhconnect.jp

<リリースに関するお問い合わせ先>

インフォコム株式会社 広報・IR室
東京都渋谷区神宮前2-34-17

Tel:03-6866-3160
E-mail:pr@infocom.co.jp
URL:http://www.infocom.co.jp/

 

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