04 グローバル社員紹介

  • 松本 謙一
    Kenichi Matsumto
    インフォコムアメリカ
    オープンイノベーションセンター BC&D
    2015年度入社

    前職の経歴・現在の業務

    大学在学中に、トイレットペーパーに広告を載せて配布するベンチャーを創業し、卒業後は、大手システムインテグレーターに入社しました。ここで2年間、ERPパッケージ(統合基幹業務システム)の導入コンサルタントを経験した後、製造業向けの生産管理システムを開発する会社と、スマートフォンアプリや課金プラットフォームを開発する会社を連続して起業。その後、事業売却やエンジニア派遣会社のCTOなどを経て、インフォコムに入社しました。

    現在はインドネシアの首都ジャカルタに駐在し、現地で「GnB Accelerator」という、インドネシアのスタートアップの成長促進を目的に設立した、起業家支援プログラムの立ち上げに携わっています。

    「GnB Accelerator」は、インフォコムと米シリコンバレーのFenox Venture Capital社との共同事業で、プログラムに参加したスタートアップは3カ月間にわたって、最大で5万米ドルの出資と起業家や投資家からのレクチャー、活動資金の調達支援など、さまざまな支援を受けられます。

    私はプログラムマネージャーという立場からこの事業に関わり、GnB Acceleratorを軌道に乗せる役目を負っています。

    赴任直後のエピソード

    2010年頃、シリコンバレーでアクセラレーター事業に出会い、衝撃を受けたのが、今の仕事に就くきっかけでした。その当時はまだ、日本で同種の事業を行っている企業はなかったのですが、ほどなくして大手が参入し始めたこともあり、まだアクセラレーター事業が根付いていない国で立ち上げに関わる可能性を模索し始めました。そんな時、インフォコムがインドネシアでアクセラレーター事業を始めるという話を耳にしたんです。それですぐに応募し、入社することになりました。

    ジャカルタへの駐在が決まった時は「これでやっとスタートラインに立てる」という晴れやかな気持ちで一杯でした。とはいえ、コネクションがまったくないところからスタートです。商習慣や文化も違いますから、戸惑うことも少なくありませんでした。しかし、プログラムの開始を知らせるプレスリリースを発表したところ、わずか2週間で350社ものスタートアップから応募を集めることができたんです。幸先の良いスタートを切れたことは、ここの国でビジネスをゼロから立ち上げていく上で、大きな自信にもなりました。

    仕事のやりがい

    一番のやりがいは、プログラムに参加した起業家の成長を目の当たりにした時です。プログラムに参加直後に行われるピッチ(プレゼンテーション)では、先が思いやられるようなスピーチしかできなかった起業家が、プログラムの最後を飾るDemo Day(多数の投資家を集めて行われるデモンストレーション)の本番で、見違えるような素晴らしいピッチを披露。多くの投資家を惹きつけ、熱心に出資話を受けているのを目にした時は、アクセラレーター事業に携わって本当に良かったと思います。

    インドネシアと日本では、お金や時間、仕事に対する感覚が少し異なっているので、その調整には今も苦労しています。それでも毎日やりがいを感じながら仕事に取り組むことができるのは、日本からのバックアップが充実しているからでしょう。日本とは異なる手続きが多いにもかかわらず、親身になって対応を行ってくれるので、とても心強く感じています。

    将来の目標

    2つの目標があります。ひとつは、GnB Acceleratorを卒業したスタートアップがその成長性を持続させて、インドネシアを代表するような企業に育つこと。もうひとつは、アクセラレーター事業以外のビジネスにも取り組み、インドネシアでのビジネスがインフォコム全体の売上や利益の中で、大きな部分を占めるような規模に育てることです。自社サービスのグローバル展開を視野に入れ、さまざまなビジネスを展開していければと思っています。

  • 柳田 望美
    Nozomi Yanagida
    インフォコムアメリカ
    オープンイノベーションセンター
    2012年度入社

    前職の経歴・現在の業務

    入社から3年間はSEとして、商社向けの基幹システムの開発に携わっていました。当時、私が担当していたのは、海外40拠点で使われる基幹システムで、国ごとに異なる会計制度や税制、商慣習をよく理解した上、要件定義を行わなければならず、非常に難易度が高いものでした。しかも、インフォコムが長年支え続けている重要な仕事のひとつだったので責任は重大です。しかし、ユーザーの声を直に聞くことができる部署だったため、今となっては非常にいい開発経験が積めたと感じています。

    その後、本社で事業投資やM&Aを手掛けるベンチャーキャピタル部門に移り、現在はインフォコムアメリカで、Business Development(事業開発)に携わっています。具体的には、インフォコムのさらなる成長のため、シリコンバレーを拠点に、最新のIT技術の調査を行うほか、優れた技術力やプロダクトを持つ現地スタートアップを発掘し、業務提携や投資につなげる活動を行っています。

    赴任直後のエピソード

    アメリカオフィスの存在は知っていましたが、まさか入社4年目の私が関わることはないと思っていたので、抜擢された時はとても驚きました。うれしさの半面、開発経験しかない私に何ができるのかとても不安だったことを覚えています。

    幸い、高校と大学を海外で過ごしたので、英語には不自由しなかったのですが、アメリカは初めて訪れる国。知り合いもおらず、ましてや土地勘もありません。部屋にはベッドも照明もないところからのスタートでした。

    仕事についても、日本との違いに驚くことが少なくありませんでした。アメリカの東海岸と西海岸の時差は2時間。日本とは17時間の時差があります。国内出張といっても飛行機での移動がほとんど。アメリカの広さを感じたものです。

    仕事のやりがい

    世界中からスタートアップやベンチャーキャピタルが集うシリコンバレーですから、大企業の役員や著名な投資家、勢いのあるスタートアップの創設者とお会いする機会が多い上、常に最先端のITを間近に感じられる環境にいるので、刺激的な毎日です。

    その一方、広範囲な知識を身につけ、常に新しいトレンドを追い続けなければ、ライバルとの競争を勝ち抜くことはできないという危機感は常に感じています。交渉事ひとつ取っても日本とは違ったスピード感で臨まなければならず、緊張を強いられますが、そうした厳しい環境だからこそ、日本ではなかなか味わえないやりがいや、達成感が得られるのだと思います。

    まだまだ世界的な知名度が高くないインフォコムですが、創設から30年以上の歴史があり、イノベーションへの関心が高い企業です。これまで培った経験や顧客からの信頼を活かし、どうすればスタートアップにアピールできるかを常に考え行動しています。

    将来の目標

    いま私たちに期待されているのは、インフォコムの成長に貢献できるような事業開発を成功させること。当面は、ひとつでも多くの成功事例を積み重ね、インフォコムがIT分野におけるイノベーションに貢献する企業だということを、多くの方々に印象づけたいと思っています。将来的には、弊社だけではなく、海外に進出したいと考えている顧客やグループ企業のグローバル化を手助けできるよう、ここシリコンバレーでプレゼンスを強めていきたいですね。