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[2010/04/15]
インフォコム、スイスKNIME.COM社製創薬研究向けエンタープライズ製品の国内独占販売代理店契約を締結

 創薬研究・開発者向けのITソリューションを提供するインフォコム株式会社(東京都渋谷区 代表取締役社長 吉野 隆、以下インフォコム)は、KNIME.COM社と、同社が提供する有償版「KNIME」エンタープライズ製品の国内独占販売代理店契約を締結し、販売とサポートを開始します。

 インフォコム株式会社(東京都渋谷区 代表取締役社長 吉野 隆、以下インフォコム)は、創薬研究領域におけるIT活用のサポートに積極的に取組んでおり、平成20年1月から創薬研究用ワークフロー型プラットフォーム「KNIME(ナイム)」を用いた様々なソリューションを提供しています。この度、「KNIME」のエンタープライズ製品の開発・サポートをするKNIME.COM社(スイス・チューリッヒ CEO マイケル バーソルド)と日本国内における有償版「KNIME」エンタープライズ製品の独占販売代理店契約を締結し、販売とサポートを開始します。

 「KNIME」はオープンソースとして無償配布版が世界的に利用されている創薬研究用ワークフロー型プラットフォームです。今回インフォコムが販売・サポートを開始する有償版「KNIME」エンタープライズ製品は、大規模データの分散処理やリモート実行、ワークフロー共有、自動レポーティング作成等のハイレベルな利用と運用が可能な「KNIME Server」「KNIME Cluster Execution」及び「KNIME Report Server」の3製品で、既に「KNIME Server」は独立行政法人 産業技術総合技術研究所様へ提供が決まっております。

 また、今回の契約において、KNIME.COM社より認証を受けた、ユーザー企業・団体向け有償トレーニング・サービスを提供する事が可能となりました。このトレーニング・サービスを日本で提供するのはインフォコムのみとなります。

 インフォコムでは、現在、「KNIME」無償配布版をプラットフォームとしたソリューションとして、ケムインフォマティクス・ツール「JChem Extensions」、世界的に有名な分子設計ソリューション提供企業である米国シュレーディンガー社製の「SCHRODIGNER KNIME Extensions」、及び「KNIMEノード構築サービス」の開発・販売・サポートを提供しています。今回の有償版「KNIME」エンタープライズ製品国内独占販売代理店契約締結により、より充実した「KNIME」ソリューションの提供が可能となります。今後も「KNIME」を核にしたワークフロー・ソリューションのラインナップをより一層充実させ、創薬研究向け計算科学分野におけるIT活用をサポートするビジネスを強力に推進します。

【今回販売を開始する製品について】
■KNIME Server
(概要) 「KNIME」ワークフローの共有、リモート実行、スケジューリング、ユーザコントロールが可能。
「Server Lite」と「Enterprise Server版」を用意、「Server Lite」は一部簡易機能のみ対応。
(稼働環境) Windows XP /Windows Vista/ Windows 2007 Server
Linux SUSE 10, 11, Linux Fedora 10, Red Hat Enterprise Linux 5 all 32 and 64 bit
Linux SUSE 10, 11, Linux Fedora 10, Red Hat Enterprise Linux 5 all 32 and 64 bit
■KNIME Cluster Execution
(概要) Sun Grid Engineを利用し大量データの分散処理が可能。
(稼働環境) Submit Clients Linux SUSE 10/11, Fedora 10 Red Hat Enterprise Linux 5(32 and 64 bit)
Cluster Engine Sun Grid Engine(SGE 6.2)
Cluster Slaves Linux SUSE 10/11, Fedora 10 Red Hat Enterprise Linux 5(32 and 64 bit)
■KNIME Report Server
(概要) クライアント上で作成したレポートテンプレートをサーバー上で共有可能。
(稼働環境) Windows server 2007 (32 and 64 bit)
Linux SUSE 10/11, Fedora 10 Red Hat Enterprise Linux 5(32 and 64 bit)
【KNIME Cluster Executionのシステムイメージ】

【KNIME Report Serverのシステムイメージ】

【用語解説(五十音順)】
■「JChem Extensions」

創薬研究用ワークフロー型プラットフォーム「KNIME」上で利用できる機能と化学構造を取り扱う基本的な機能から化合物の物性計算や各種計算処理機能で構成する自社開発パッケージソフトウェア。

「KNIME」(ナイム)
ドイツのKonstanz大学にて開発され、創薬研究者が視覚的に計算処理ワークフローを作成し、計算処理が実行できるプラットフォームの事。

■KNIME.COM社
「KNIME」オープンソースに関する専門的な企業向けソリューションとサービスを提供するスイスの企業。ヨーロッパ、米国及び日本のパートナーや代理店とともに、「KNIME Server」「KNIME Cluster Execution」「KNIME Report Server」等の企業向け製品と無償配布版の「KNIME」プラットフォームに関するコンサルティングとトレーニングを提供する。

SCHRODINGER(シュレーディンガー)社
高性能な分子設計シミュレーション・ツールである「SCHRODINGER SUITE」を開発提供する米国の会社。日本においてはインフォコムが代理店販売・サポートを実施。

■ケムインフォマティクス
低分子化合物の構造・機能・性質に関するデータを有効活用するための一連のアプローチの事。

■ノード
ワークフロー型プラットフォームである「KNIME」上における、個々の独立したプログラム。各ノードは独自の実行役割があり、それぞれのノードを繋いで組み合わせる事により、複数のプログラム処理が一気に行える。例えば、化合物データを外部から読み込む【ノード:ReadFile】、化合物の物性を計算する【ノード:CalcProperties】、それらデータをPDFファイルにする【ノード:PDF】があった場合、それらをワークフローとして【ノード:ReadFile】−【ノード:CalcProperties】−【ノード:PDF】と繋ぐ事で、ユーザーは計算したいファイルを選択するだけで、最終的に物性計算数値が入ったPDFファイルのレポートを作る事ができる。

■ワークフロー型プラットフォーム
異なるプログラムを同一のプラットフォーム上で操作・実行するためのソリューション。ユーザーは、複数の計算プログラムを一つのプラットフォーム上で、プロトコル作成、計算実行、管理が可能。創薬における計算科学においては、ワークフロー作成とその利用はパイプラインとも呼ばれる事もある。

<製品・ソリューションに関するお問合せ先>

インフォコム株式会社
製品・サービス事業本部
ケム&バイオ・インフォマティクス部
東京都渋谷区神宮前2-34-17

Tel  :03-6866-3860
E-mail:info-science@infocom.co.jp
URL :http://www.infocom.co.jp/bio/
リリースに関するお問合せ先
インフォコム株式会社
広報・IR室長 松尾 宏治
東京都渋谷区神宮前2-34-17
Tel  :03-6866-3160
E-mail:pr@infocom.co.jp
URL :http://www.infocom.co.jp
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