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[2008/02/22]
インフォコム、完全Web対応&ニューコンセプトの図書館業務システム
「Hello Library (仮称)」の販売開始

 インフォコム株式会社(東京都千代田区 代表取締役社長 吉野  隆、以下インフォコム)は、自社開発パッケージソフトウェア「InfoLib」を核とした【電子図書館システム】と、シームレスに連動する完全Web対応の図書館業務システム「Hello Library」を開発し、今夏より出荷を開始する事といたしました。

 インフォコムは、政府のe-Japan構想に連動した電子政府、電子自治体、電子図書館等のデジタルアーカイブ領域への提案を積極的に行っています。そこでは大規模なドキュメント資源を有する公文書館等の官公庁、博物館、図書館、研究所を対象に、その電子文書の管理や多彩な活用を実現するITソリューションとして、関連パッケージソフトウェアの開発・販売事業を展開しており、これまでに蓄積した経験やノウハウを活用し、後述する諸課題を解決する新しい図書館業務システム「Hello Library」を販売する事といたしました。
 現状、図書館市場で使用されている多くのシステムは、蔵書管理や図書館利用者の貸出/返却等を管理する【図書館業務システム】と、学術論文・研究論文や重要な古文書・画像・音声等のデジタルアーカイブを管理・公開する【電子図書館システム】が、個別のシステムとして構築、運営されており、このため「システム毎の管理コストの増加」、「システム間での情報の整合性がとりにくい」、「利用目的毎に複数のシステムを操作する事が煩雑」等の課題があります。それらに加えて現在では、大学図書館に求められる「機関リポジトリ機能(学内における論文等電子資料の管理や発信を行うために提供するサービス)」や、公共図書館に望まれる「地域情報発信機能」等、一般利用者のよりいっそうの情報活用を実現する様々な機能の追加が求められています。

 新しい図書館業務システム「Hello Library」は、以下の特長を有しています。
@ 図書館業務システムと電子図書館システムの統合化
・これにより、システム管理コストの削減、管理する情報の整合性の維持、システム管理や操作の煩雑さの解消を実現します。

A 情報管理方法の標準化と情報発信の標準化
・MARC、Dublin Core、EAD、MODS等、Web時代に汎用性のあるXMLをベースとした多彩なデータ構造をサポートします。
・インターネット上に存在する様々な電子化された書籍や学術雑誌、学術論文等、他のデータベースとの相互活用を実現するため、国際標準規格のZ39.50、SRU/SRW、OAI-PMH機能等を標準実装し、国内外の様々な機関との連携や情報交換・高度な活用を実現します。

B  カスタマイズコストの削減
・ユーザー毎に生じるカスタマイズ要望を極力部品化し、他のユーザー間でその部品を再利用できる環境を提供します。特に、出力帳票等に対するカスタマイズに有効です。

C ASP環境も整備
・ユーザーに機器やパッケージを設置する“従来方式”と、インフォコムのデータセンターに設置された機能だけを利用する“ASPサービス”の2種類の方式から選択していただく事が可能です。ASPサービスは、セキュリティ万全のインフォコムデータセンターで管理します。 最高品質のシステムとその稼動環境を、少ない投資で効率よく実現できる事を実感していただけます。

D 完全Web対応
・利用者のPC個別にクライアントソフトをインストールする必要はありません。
・ユーザーの使い勝手を重視した画面設計となっています。特に、リッチクライアントの採用により、通常のWebシステムでは弱点となっていた操作性を克服、Web環境でも専用クライアントと同等の使い勝手を実現しています。

E 快適な検索環境を提供
・国内外で実績と信頼のある高速全文検索エンジンOpenText7を使用した快適な検索環境を提供します。多言語、XML対応の高速検索を体感いただき、ユーザーは安心して、希望する検索結果を活用する事ができます。

 これまでに導入をいただいている電子図書館システムのユーザーを基盤に、本格的に図書館市場に参入し、更なるサービスの充実と付加価値の高い機能の提供を図るとともに、図書館市場をベースとして多方面の分野に積極的にデジタルアーカイブ事業を展開してまいります。



【用語解説】
MARC(MAchine Readable Catalogingの略)
図書の目録データを、記述するために考えられたもの。

Dublin Core(Dublin Core Metadata Element Setの略)
Dublin Core Metadata Initiativeが制定したメタデータを記述する標準仕様で、単に機能を増やすのではなく限定された少数の要素を標準化したもの。

EAD(Encoded Archival Descriptionの略)
アーカイブ目録にどのようなタグ付けをするかを定義したもの。

MODS(The Metadata Object Description Schemaの略)
図書館での利用を重視し開発されたメタデータスキーマ。
19の主要エレメントがある。MARCタグのような数字ではなく、見て理解しやすい言語タグで示される。

XML(Extensible Markup Languageの略)
インターネットの標準としてW3Cより勧告されたメタ言語(メタ言語とは、言語を作る言語という意味)。

Z39.50
遠隔のデータベースに対して情報検索を行うためのクライアント・サーバ型通信プロトコル。
ANSI/NISO標準及びISO国際標準となっており、標準の管理は米国議会図書館が行っている。

SRU/SRW(Search/Retrieve via URL/Search/Retrieve Web Serviceの略)
Z39.50の後継として、HTTPプロトコルに基づく検索要求の構造といった利点を活かそうとする検索プロトコルの事で、標準の管理は米国議会図書館が行っている。

OAI-PMH(The Open Archives Initiative Protocol for Metadata Harvestingの略)
データの自動収集によってメタデータを交換するためのプロトコルの名称。

W3C(World Wide Web Consortiumの略)
WWW(World Wide Web)で使用されるさまざまな技術標準を定める組織。
HTML、HTTPはもちろん、XML、MathML、XMIL等の仕様もここで制定された。

<製品・ソリューションに関するお問合せ先>
インフォコム株式会社
フロンティア事業本部 デジタルアーカイブシステム部
東京都千代田区神田駿河台3-11
TEL  :03-3518-3640
E-mail:otsales@infocom.co.jp
URL :http://www.infocom.co.jp/
<リリースに関するお問合せ先>
インフォコム株式会社
広報・IR室長 森田 昇
東京都千代田区神田駿河台3-11
Tel  :03-3518-3160
E-mail:pr@infocom.co.jp
URL :http://www.infocom.co.jp/

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