医療機関向けITソリューション

医療情報の高度活用により医療の質向上をサポートします。

フィルムレス運用のメリット・デメリット

  • フィルムレスのメリットは何がありますか?
  • 院内どこでも端末があれば画像を参照できる、あるいはテンプレーティングができるということはメリットが大きいと思います。
    また、患者様を他院に紹介する際にデータをCDやDVD1枚に焼いてお渡しできるのは、持ち運びの上でもコンパクトになるため、メリットだと思いました。
  • フィルムレスのデメリット
  • デメリットとしては、データがなくなってしまうのではないか?という事を危惧し、バックアップをどうしたらよいのか?が分からなかったということです。
    また、テンプレーティングするに当たり、画像の倍率や計測値を調整するための鉄球によるキャリブレーションの手間がかかります。しかし、これは慣れてしまうとなんら問題ない操作でした。

放射線科としての対応

  • 放射線科として、整形外科部門向けに特別な対応を行いましたか?
  • キャリブレーションの鉄球のおき方について疑問に思っていたので、まず院内でそれを調査・検討して、先生に提供しています。
    そのときに鉄球を置く場所や入射方向を気にして、なるべく対象の骨に近い場所に置いたり、骨の高さにあわせたりといったことを考えて、撮影にあたっています。
  • キャリブレーション鉄球の撮影

    画像拡大による計測値補正のため、キャリブレーション用の鉄球を計測点高さに置いて撮影を行う。

  • 診療放射線技師 江川先生

    整形外科の先生と共に調査・打ち合わせを行い、整形外科部門のフィルムレス運用を実現しました。

フィルムレス運用を導入してみて

  • iRad-OTを導入してみていかがでしたか?
  • フィルムを使った運用と大きな差はありませんでした。実際使ってみると、使いやすくて『習うより慣れろ』といった感じでした。説明会で様々な機能の説明を受けたのですが、実際に診療で使ってみるほうが分かりやすいし発見もあったりと、印象としては良かったと思います。
前
資料請求・お問い合わせ
ソリューション別に探す

お問い合わせ・資料請求

ページトップへ