医療機関向けITソリューション

医療情報の高度活用により医療の質向上をサポートします。

読影用DICOM画像ビューア[eFilm Workstation™]
efilm 徹底検証 〜放射線科のニーズを満たすビューア〜
社会福祉法人同愛記念病院放射線科部長 脇田俊彦 先生
「比較読影に優れ、満足できるスピードで作業ができる。人に聞かれたらぜひ薦めたい」とeFilmを評価する脇田俊彦氏。FOVのサイズ合わせや、スライス位置合わせから同期させてのページビューなど、マウス操作で自在にこなし、読影を行っている。「何の不満もない」というeFilmの優れた操作性について、デモンストレーションを交えてご紹介いただいた。

放射線科にとって良いビューアとは

  • ビューアに求める条件は、どのようなものでしょうか。
  • 第一に速度です。ビューアの中には、DICOM画像をいったんサーバからクライアントへまとめて転送してから、閲覧する方式のものが多いと思います。その場合、画像の読み込みに通常1分程度の時間がかかってしまいます。しかしインフォコム社の画像サーバ「iRad-IA」と組み合わせたeFilmの場合、圧縮されたWavelet画像で読み込み、即座に画像を閲覧することができます。データ量が少なく当院のハードディスク容量だとCT、MRI画像を5年分は蓄積可能な見積りで、随時参照可能です。Wavelet画像でも、血管の狭窄の有無や、臓器の大きさを見るといった、通常の作業を行う上では全く問題ありません。モニタ上で見る限り、DICOM画像と遜色ないと思われます。

    最近のマルチスライスCTやMRIからの画像は、一患者に対して400〜600枚にも及びます。それを手元のビューアですぐに見られることは必須です。しかしフィルムにする10o厚の画像しか見られないものや、一患者に対して100枚くらいを想定しているものもまだまだ多い中で、数100枚の画像をスムーズに見ることができるのはeFilmの大きな利点です。

    もちろんeFilmでDICOMの元画像を読み込むことも可能です。その場合も、読み込みにかかる時間は30秒弱程度なのですが、閲覧する際には、それすら長く感じるものなので、Wavelet画像でストレスなく作業が行えることは、非常に有用だと思います。

読影に優れるeFilmの操作性

  • 読影におけるeFilmの利点は、どのようなところでしょうか。
  • eFilmは非常に比較読影に優れています(図1、2)。たとえば過去画像と比較を行う際、テーブル位置で合わせても位置がずれてしまいます。eFilmでは、解剖学的に手動で位置合わせをすれば、そこから同期させてページビューができるので、画像の比較が非常に容易です。これはCTとMRIなど異なるモダリティでも可能です。位置合わせをしたところから同期をかけられるビューアはあまりないように思います。

    この機能は過去画像との比較のみならず、頻繁に使っています。たとえば同じ日に撮影した肝臓の画像をお見せしますが、呼吸の変動で多少レベルの差が生じる場合があります。これをまず位置の微調整して、ワンクリックでFOVの大きさ合わせもできるので、そこから同期をかければ、たとえば早期相と遅延相の比較も容易です(次ページで実際にデモンストレーション)。
  • 図1 画面レイアウトの変更

    行数、列数を指定し、好みに合わせた表示ができる。シリーズ毎の分割も可能。

  • 図2 4画面表示

    a 当日撮影した単純画像、b 当日撮影した造影像、c 1年前に撮影した単純画像、d 1年前に撮影した造影像。 4画面を位置合わせ後、同期させてペービューができる。

  • eFilmの操作性はいかがでしょうか。
  • 図5 わかりやすいアイコン

    カーソルをアイコンにあわせると、機能の説明がバルーン表示される。

    図6 キャプチャーインフォコム

    レポートシステムと組み合わせた場合に提供となるオプション機能。右下のカメラのアイコンをクリック後、マウスで範囲を任意に選択すると、クリップボードにコピーされる。アノテーションなどの付加情報も画面に表示されたままの内容で切り取ることができる。

  • アイコンがとてもわかりやすいと思います(図5)。たくさんのアイコンが並んでいると、どのアイコンがどの機能なのか分かりにくいことがありますが、直観的にわかりやすいアイコンなので、はじめから迷うことがありません。アイコン内に、LとRのマークが小さく入っているのですが、それを見れば、右クリック、左クリックどちらを使えばいいのかも一目瞭然で、親切な配慮だと思います。また、アイコン内に文字での説明がなく、ポイントをアイコン上に持って行くとアイコンの説明がバルーン表示される点も、画面上が煩雑にならずすっきりしていていいですね。

    レポート作成時は、「キャプチャーインフォコム」機能(図6)で部分的な画像コピーが簡単にできるので、重宝しています。右下のカメラマークを押し、範囲を選択すると、アノテーションも含めてクリップボードに簡単にコピーできます。

    ほかには、画像をCD-Rに書き出す際、一緒に「eFilm Lite」という簡易版をつけることができるので(図7)、eFilmをお持ちでない他の施設に、画像をお渡しする際に重宝してます。「eFilm Lite」でも、先ほど述べた同期をかけてのページビューといった機能が使用できます。他にWindow Levelの調整(図8)や3Dカーソル(図9)などもワンクリックで操作が可能です。
  • 図7 eFilm Liteの書き出し

    画像をCD-Rに書き出す際、丸部を選択することで、eFilm Liteを同時に書き込むことができる。

  • 図8 Window Levelの調整

    ツールバーのアイコン(丸部)をクリックし、画像上で右クリックすることで、Window Levelを変更できる(左上画面)。

  • 図9 3Dカーソルの表示

    ツールバーのアイコン(丸部)をクリックし、画像上の任意の点にポイントをあわせると、他の画像の同じ位置に十字カーソルが表示される。

Rad Fanインタビュー記事より引用

次へ
資料請求・お問い合わせ
ソリューション別に探す

お問い合わせ・資料請求

ページトップへ