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株式会社東レシステムセンターは、1985年に東レ株式会社の情報システム部門が機能分社化して設立されました。東レ株式会社100%出資の子会社であり、社員数220名、売上高69億円という規模の会社です。 |
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この情報系システムで同社が注目したのが、オープンソースである「OpenOLAP」です。
商用のBI製品は、ライセンス価格が高価なものが多く、費用対効果という観点で特に中
規模以下の企業ではなかなか導入しにくいものでした。
無償で利用できる「OpenOLAP」が、機能的・性能的に十分なものであれば、BIを利用で
きる企業の範囲が大きく拡がると考えられます。
そこで同社は「OpenOLAP」の調査を
ソースコードレベルから実施し、企業への適用性について検討しました。
その結果、OpenOLAPは表示データサイズなどに一部課題はあるものの、ある範囲の中では機能、性能とも商用 BI製品と遜色ないものであることを確認しました。
多次元分析ツールとしての、「ドリルダウン」「スライス&ダイス」「ドリルスルー」といった基本機能の充実はもとより、Webベースでマニュアルを熟読しなくても良いほどの使い勝手の良さという美点があります。
東レシステムセンターでは、商社、金融、メーカー、サービス業など様々な業種の企業にBIシステムの導入支援サービスを手がけてきました。通常BI 製品の導入には数千万円規模の費用が必要ですが、製品ラインナップよりOpenOLAPを選択した企業では、ハードウェアやデータマート開発費など数百万円程度の費用でBI導入を果たしています。
ただ、OpenOLAPには前述した表示データサイズの制約があるため、導入を希望するすべての企業の期待を満足させることはできませんでした。「OpenOLAPは、どちらかというとERPパッケージなどと連携して、ある程度限定されたデータを扱う用途のほうが向いている。」と同社の担当者は考えていました。
一方、GRANDITにもBIモジュールが標準で搭載され、多くのユーザーが活用していますが、より使いやすく、本格的な機能を持つBI製品が待ち望まれている状況でした。
このような状況で、GRANDITのプライムパートナーであるインフォコム社の担当者と、東レシステムセンターの担当者が会ったとき、 OpenOLAPをGRANDITのソリューションとして連携させる、というアイデアが生まれたのは自然なことだったといえます。
この連携パッケージは次の図のような構成になっています。

連携パッケージには、GRANDITの会計データをOpenOLAPのデータマートに変換する「GRANDIT OpenOLAP Transformer」(GOT)というバッチプログラムが入っています。これを毎晩あるいは月1回などサーバー上でスケジューリングして稼動させることにより、最新のGRANDITデータをOpenOLAPで分析することができるようになります。
また、連携パッケージにはOpenOLAPをはじめ、Tomcat、PostgreSQLといったOpenOLAPの動作に必要なソフトウェアが含まれています。これらをサーバーにインストール、セットアップするための「自動インストーラー」も提供されます。
ユーザーが必要とすれば、別途東レシステムセンターの技術者のサポートを受けることも可能です。パッケージなので、ユーザーは特別な技術を身につけなくても運用できますが、サポートメニューも充実しているので、安心して導入いただくことが可能です。
GRANDIT用のOpenOLAPでは、3つのデータマートと5つのレポートが提供されます。

「自動インストーラー」でインストール後、GOTのバッチプログラムを実行させると、次のような画面が利用できます。

「表示されたレポートは、画面上でドリルダウン、スライス&ダイスなどの分析操作を実施することができます。たとえば当年度の実績値に注目して(スライシング)月別の表示に切り替える(ダイシング)ことなどが簡単に行えます。

また、作成したレポートをCSV形式やXML形式にダウンロードして、EXCELなどで加工するということもできます」
この「ドリルダウン」「スライス&ダイス」などの「OLAP(多次元分析)操作」は、直感的な操作で行えますので、詳細な教育などを行わなくても誰でも使えるようになります。
また、OLAP操作を行って作成した「レポート」は、個人レポートとして保存することも可能です。これによって、毎月作成するレポートを自動的に作成することも可能になります。

画面上では表形式に加えてグラフ描写も可能になります。表示は表のみ、グラフのみ、表とグラフの3種類から選択でき、ビジュアル的にも豊かな画面となっています。

ご覧いただいたようにOpenOLAPは導入費用も安く、導入も簡単です。また、OpenOLAPで経営分析が「簡単に」「迅速に」可能になります。すでにGRANDITご利用中の企業様でも導入いただけます。自信をもってお勧めできるソフトウェアであり、是非ご検討いただきたいと考えております。
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株式会社東レシステムセンター
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- 取材日時 2008年7月
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