現在プロテオーム研究で主流となっているデータベースサーチ機能では、既知タンパク質のデータベースと照らし合わせることによって、サンプル中に含まれるタンパク質や、翻訳後修飾の解析を行うことが出来ます。
一方、de novoシーケンシング機能では、データベースに依存せずに、サンプル中に含まれるターゲットタンパク質のアミノ酸配列や、翻訳後修飾の解析を行うことが出来ます。データベースを必要としないde novoシーケンシングは、未知タンパク質やデータベースが整っていない種のタンパク質、生体内ペプチドや合成ペプチドなどの解析に有効です。
PEAKSは、de novoシーケンシングとデータベースサーチを一つのソフトウェアで使用することが可能なので、これ一つで研究者の様々なニーズに対応が可能です。
MS/MSから得られたイオンの質量をもとに、ペプチドのアミノ酸配列を算出します。データベースは全く使用しませんので、データベースに登録されていない配列の解析も可能です。
手動で行うと非常に面倒なde novoシーケンシングですが、PEAKSではワンクリックでOKです。操作が非常に簡単なうえ、1ペプチドにつきわずか2〜3秒で結果が表示されます。また、ハイスペックなコンピュータは必要なく、お手元のノートPCでもお使いになれます。
既知タンパク質がターゲットの場合、データベースサーチ機能で同定を行うことも出来ます。
PEAKSのデータベースサーチは、de novoシーケンシング結果を利用して、あらかじめ候補となるタンパク質を絞り込むため、従来のデータベースサーチソフトウェアでしばしば問題になるFalse Positive(不正解のタンパク質が同定されること)を低く抑えることが出来ます。
PEAKSでは、データベースサーチ結果も管理的に見ることが可能です。例えば、グループタンパク(ファミリータンパク)がまとめて表示されるので、タンパク質としての検索スコアが非常に見やすくなっています。
また、「InChorusデータベースサーチ」機能を使うと、PEAKS独自の検索エンジンだけではなく、Omssa、X!TANDEM、SPIDERなど各種フリー検索エンジン結果との比較も可能です。また、Mascot、Sequest結果との比較も可能です。
下記タイプの入力データに対応しています。
PEAKSでは目的により各種パッケージを選ぶことが可能です。
PEAKSのスタンダードタイプ。Auto de novoシーケンシング、Manual de novoシーケンシング、データベースサーチが可能で、操作画面や結果画面はGUIでグラフィカルの表示され操作が簡単です。
サーバー&クライアント型のPEAKS。Auto de novoシーケンシング、データベースサーチが可能で、操作や結果表示にはWebブラウザを用いるためOSに依存しません。マルチCPUに対応しています。
PEAKS Studioの結果閲覧のためのビューアー。de novoシーケンシングやデータベースサーチなどの解析は不可です。
PEAKS Onlineのクライアントソフトウェア。GUIはPEAKS Studioと同じですが、ジョブを実行するのはPEAKS Onlineサーバーで、ジョブを投げたり結果を見ることが可能です。